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最近、大規模な山火事が多いですよね。2020年3月に大雨でやっと鎮火したオーストラリアの山火事は8か月も続いていました。オーストラリアだけでなく、アメリカ、インドネシアでの大規模な火災はまだ記憶に新しいです。この記事では山火事の原因についてまとめたいと思います。
自然起源:落雷
山火事の自然的な原因と聞いて一番先に重い浮かぶのは、落雷による着火だと思います。小雨程度の降雨で木が少し濡れているぐらいであれば、落雷によって着火します。1970年代以降雷が原因となる山火事は毎年5%ぐらいのペースで増加しています。気候変動の影響のようで、北米でこの増加傾向が見られるそうです。
自然起源:火山の噴火
火山の噴火後、森林火災も起きます。火山や山火事と聞くと星の子チョビンを思い出します。
自然起源:熱波
気温が高く、大気の乾燥度が高いと枯葉が発火することがあるようです。また、インドネシアでは泥炭層に火がついて大規模な火災になることがあるようです。かなり重要なバイオマス資源であるため、その損失は大きいそうですが、さらに大気汚染に関しても重大な被害がでているようです。
自然起源:葉の摩擦
これが書きたくて山火事の記事にしました。私は大学で環境学も学んでいたのですが、山火事の原因の一つが葉同士の摩擦熱による着火というのを本で読んで驚いたのが記憶に残っていますね。条件としては、やはり大気の乾燥度が高いこと、日射が強いことなどの要因が重なっていることのようです。葉の含む油分などのも関係しているようです。
人為起源:火の不始末、たばこのポイ捨て、放火
人が原因の山火事は、火の不始末、たばこのポイ捨て、放火ですね。山火事の大半を占めているそうです。バーベキューの火の不始末で山火事になったというのはよく聞きますね。たばこのポイ捨ても多いでしょうね。この間も、道端でポイ捨てされたたばこが風で転がって、火の粉が枯れ葉に飛んで行って、ボッと火が付くのを見かけて驚きました(火はすぐに消えました)。やっぱり乾燥しているとすぐ火が付きます。
以上となります。個人的には葉の摩擦で着火というのがとても不思議なのですが、雷による山火事の増加というのも怖いですよね。気候変動の影響でこれからどんどん異常気象は増えるでしょうし、山火事どころか雷の直撃リスクも増えるかもしれません。。。さらに、大規模な森林火災は大気のバランスを大きく変えその悪影響も大きいそうです。ここでは、簡単に山火事について書きましたが、温室効果ガス排出の観点からの研究レベルな森林火災の話題もいずれ時間ができたら記事にしたいと思います。